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ま~るい地球

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人権作文

小学校5年生の時、私の読書感想文が、校長先生の目に留まり、「人権作文コンクールに出さないか?」ってことになりました。養護学級に通う弟の事を少し書いたからです。「おい校長!」と声をかけるのは弟くらいのもの。校長先生も、気に掛けてくださっていたのかしら?

で、書く前に担任が、母親に連絡。親がOKを出しちゃったから、書かないわけいかねいよね。先生は、日曜日も家に来て作文指導してました。毎日居残りの作文指導では足りなかったのです。先生の指導のおかげで、コンクール入賞・入選でした。同じ年の秋、コンクールで発表しました。7枚もある原稿なのに、みんなの様子をチラッと見たら、伯母さんが泣いている。思わず、半ページ読み飛ばしてしまいました。その事実を知っているのは先生と母と弟だけ。校長先生も、教頭先生も、当日会場に足を運んでくださいました。

この人権作文を期に堺祭りのパレードに参加しました。マユが「ロシアン!!!」って叫んで追いかけてくれた。今はどこで何をしているのかもわからないけど、マユはこの人権作文を書いている私の姿を見ていたんだよね。


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